内科・消化器内科・内視鏡内科・肛⾨外科・外科
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ポリープ切除

ポリープ切除

ポリープ切除は、内視鏡を用いれば、ほとんどのケースで手術などをすること無く行えます(ポリペクトミー)。
当院の院長は、このポリープ切除にて臨床経験を十二分に積んできております。

ポリープ切除の実際

ワイヤー(高周波スネア)を投げ縄のようにポリープの根元に引っ掛けて焼き切る方法やワイヤーを閉めて根元を壊死(えし)させて自然脱落させる方法があります。

切除したポリープを回収して細胞診を行えば、正確に良性または悪性度の判断もつきます。
また、小さなポリープやくびれの無いポリープの場合は、クリップ状のホットバイオプシー鉗子(かんし)で摘まんで切除する方法もあります。
この鉗子なら、切除と止血を同時に行うことができます。
隆起の少ないポリープの場合は、局所注射用の注射針を用いて根元に生理食塩水などを注入し、ポリープを盛り上がらせてから切除します。

ポリープ切除後の注意点

ポリープ切除は検査ではなく、手術に相当します。
そのためポリープ切除後はケースに応じた生活上の制限(食事、運動、入浴、アルコールなど)が生じてきますので、必ず医師の指示に従ってください。
また腹痛、吐き気、発熱、血便、肛門からの出血などが見られた際は当院までご連絡ください。

胃ポリープ

胃ポリープは、胃の中の粘膜が一部隆起した病変で、健(検)診や人間ドックで発見されることが多いようです。
胃ポリープによる痛みなどの自覚症状はほとんどありませんが、稀に上腹部の不快感や吐き気、出血などを伴うことがあります。
ポリープ自体は良性ですが、そのうちの一部は後にがん化することがあり、がん化する可能性のあるタイプでは経過観察をしたり、ケースによっては切除したりします。
こうした場合を除けば、胃にポリープができていても何の症状も現れません。
がんのように転移して生命に関わることもありません。
そのため、あえてポリープを取り除く必要は無いといえます。
しかしながらポリープからの出血が見られ、貧血をきたしているような場合や胃の内容物の通過障害を引き起こして胃もたれを招いているような場合には、内視鏡による切除が行われます。

大腸ポリープ

大腸ポリープとは、大腸粘膜の一部が隆起した病変で、直腸およびS状結腸に多く見られます。大きさは数ミリ~3センチ程度です。
この大腸ポリープは、組織タイプの違いから大きく「腫瘍性」と「非腫瘍性」の2つに分けられます。
腫瘍性ポリープは腺腫と呼ばれ、小さなうちはほとんどが良性です。
しかしながら大きくなるとともに部分的に小さながんが生じることも少なくありません。
これが腺腫内がんです。
このように腺腫の一部は放っておくとがんになることがあり、そのため前がん病変ともいわれます。
腺腫は環境要因と遺伝要因が影響し合って起こると考えられております。
環境要因としては食習慣が特に重要で、高脂肪・低繊維食が危険因子とみられています。
非腫瘍性ポリープには、小児に多い若年性ポリープ、高齢者に多い過形成性ポリープ、腸炎後にみられる炎症性ポリープなどがありますが、いずれも良性でがん化することはほとんどありません。
ポリープの症状としては、小さなポリープでは大部分が無症状ですが、大きなものでは便への血液の付着や便潜血が起こってきます。
診断にあたっては主に大腸内視鏡検査が行われ、ポリープの有無を確認し、見つかった場合はその大きさ・形状・色調などを観察します。
正確なポリープの性状診断は、顕微鏡を用いた病理組織学的検査によって行われます。
ポリープの治療としては、腫瘍性の場合は内視鏡を使って切除します。
非腫瘍性ではがん化することがほとんど無いので、積極的に切除することはありません。
ただし有茎性で大きなポリープは出血や腸重積(腸の一部が、同じ腸の中にもぐり込んでしまう疾患)を引き起こす可能性があるため、内視鏡による切除を行います。

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医院概要

豊洲ベイサイド内科外科

診療科目
内科・消化器内科・内視鏡内科・肛門外科・外科
院長
共田 光裕
最寄駅
「豊洲駅」より徒歩5分
有楽町線 6b出口 / ゆりかもめ 2c出口
所在地
豊洲駅から徒歩5分の総合クリニック
パークホームズ豊洲ザレジデンス1階
電話
03-5560-3331
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  • 9:00-12:00
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